秋田杉を使って大きなサボテンを作りました
高さは27㎝ちょっと
まずはデザインを糸のこ盤で切り出していきます
やっぱり今回も節を選んで使いました
↑ 表面はこんな感じ
切り口のバリもさほど無いのでこのままイケそうですが、
↓ 裏面
切り口のぼさぼさが少し気になりますね
なのでここで一回丁寧にやすりがけします
広い表面部は仕上げサンダーで、ぐるっと外周と中抜き部は細かいので手作業で
手で撫でたときのザラザラ感がなくなるくらいまでやります
そして今度はステイン塗装↓
ここで少しステインのお話
・塗料にはおおまかに2種類あり
浸透系→ステイン
塗膜系→一般的なペンキ
と分かれます
塗膜系は、木材を塗膜で覆うので木目は生かされませんが、ステインはイメージとしては色の付いた水が染み込んでいって着色するという感じです
一般的には、ステインは着色を目的としているため、木目は綺麗に残るけど木材の保護の役割は弱いので、仕上げ材(ワックス・ニス等)を必要とします
ですが!私が使っているステインは、木の保護効果もあるので、仕上げ材をあまり必要としません
しかも水性なのにオイルステインと大差ない綺麗な仕上がりになります
そして水性だから、使った筆などはシンクで洗っちゃえます!
しかも食品安全衛生法に適合しているので安全に扱えます
油性の塗料だとうすめ液で何回も拭いたり、拭いたウエスの処理などにも気を使うのがちょっと、、、 たまにしか使いません
私が愛用しているステインは
和信化学工業のアクレックス ネオステイン です
なんと優秀なことか!(私は化学工業さんの回し者ではありません^^;)
作業性も良いので、初心者さんでもなんのコツもいらないので、おすすめです!
匂いもほぼ無いので赤ちゃんがいる室内で作業をしても全く問題ありませんよ
そしてそのステインで塗装したのが↓
塗る前にやすり処理をしたのですが、見にくいですが乾かすとまた毛羽立ちのように表面、切り口共にザラザラしますのでまたまたサンドペーパーですりすりして滑らかに仕上げます
一緒に制作したお仲間サボテンたちと一緒に写真
これで完成でもいいですが、、、
やっぱりブライワックスで仕上げました
色鮮やかでかわいいサボテンが、ダンディーでカッコイイ大人サボテンになりました
木のサボテンや多肉植物ばかりで、本物の多肉ちゃんたちもしっかりお世話してあげないとなぁ
ステインでいつもいろんな緑色を混色して作るけど、やっぱり本物のサボテン・多肉の綺麗さには勝てません
色のグラデーションや配色が絶妙すぎて粉の吹き方も、、たまりません