今回は作品作りの工程をザっとですが紹介したいと思います!
【まずは、切りたい物をデザインします】
私はパソコンでは主にPhotoshopを使っています
ですが今回は、無限の可能性をお伝えしたいので、手書きの絵を選びました♪
娘に「なんか好きな絵描いてー」と言って描いてもらった家族の顔です↓
「とーちゃん」だそうです(笑)
【紙をスプレーのりで木に貼る】
切り終わってから紙をはがすので、貼り直せるタイプのスプレーのりで板に貼りつけます
スプレーが飛び散らないように、段ボールの中などでシューしましょう!
【ドリルorボール盤で切り抜きたい箇所に穴を開ける】
糸鋸刃を通すための穴を開けます
これは1.5mmのドリルビット使用です
切り抜く所が大きい場合は電動ドリルで十分です!
、、、が、これだけ細かい穴をピンポイントで開けるとなると、ボール盤が無いとちょっと難しいと思います(*_*;
私は SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V という機種を使っていて、 ユーザーさんで賛否両論あるようですが、私の使用範囲では事足りる性能でお値段もお手頃でおススメできます
ちょっと重いので、私は専用の台を自作してキャスターも付けて、好きなところにコロコロ持ってきて使っています
【穴に糸鋸刃を通して切り抜く】
いよいよ切り抜きます^^
下絵の通りに板を動かして切り進めていきます
切り抜く素材が小さい場合は、先に中の切り取る部分を切ってしまった方が、手で押さえる範囲が広くてやりやすいです
どんどん繰り返し切り抜いていきます
全部切り抜くとこんな感じ↑
使っている糸鋸盤↓
写真に写っている緑色のホースは自作の集塵システムです(´ー`)
糸鋸刃の上下にホースを固定して、集塵機につなげて、切りくずがたまらない、舞わないようにしています
使用している集塵機↓
私の作業場は屋外ではなく、自宅のサンルームなのでこれがなくては大変なことになってしまいます!私にとっては必須アイテムです
【外周を切る】
外枠を、線通りに切り進めていきます
【サンダーをかける】
切り終わったら紙をはがし、広い部分はサンダーで
(このサンダーは集塵袋がついたタイプで、あまり研磨クズが飛び散らないのでおすすめできます)
狭い、細かい箇所は#400くらいのサンドペーパーを使って手で研磨します
【塗装する】
好きな塗料で着色します
私は木目を生かしたいので、いつもネオステイン使用です
(ネオステインについてはこちら→)
今回は 「ナチュラル」カラーで塗装しました
完成です(∩´∀`)∩
↓かーちゃん
↓娘本人
この二つのイラストも切りました♪
娘の頭に乗ってるやつは、お誕生日の帽子(?)だそうです(笑)
「なんで帽子無いの~!!」
とブーブー言っておりましたが、切れなくてゴメンよ娘( ;∀;)
オリジナルの絵や、子供の絵などを題材にすると、自分だけの特別な作品になるし、思い出を形に残すことが出来て素敵ですよね!
糸鋸の事を少しでも知ってもらって、少しでも興味を持ってもらえると嬉しいなと思います^^
木工は”男”というイメージが強いけど、裁縫のミシンを使うのは女性の方が多いし、使い方はミシンに近いので(糸鋸盤=ミシンとも呼ぶようです)、むしろ女性に向いた機械だと私は思います!
わたしにとっては、裁縫のミシンの方が扱いが難しい…!
糸鋸盤、私もまだまだ修行中ですが、、、一緒に始めてみませんか(*´з`)♪