シュナウザーの木製ウェルカムボード
サイズ→約 高19×幅27センチ
ブラックのステインで塗装してあります
同じデザインで作っても、木目は1つとして同じくなることが無いので、仕上がりを見る時はいつも新鮮な気持ちになります
木目のコントラストが一番よく出るのがブラックステインなんじゃないかと思います
ーーちょっと木目のお話ーー
木目、年輪には、「夏目」と「冬目」というのがあって、
このシュナウザーさんでいうと↓
- 夏目
成長期の夏に成長した箇所で、範囲は広いけど、密度が低くなっている部分
密度が低く柔らかいので、ステインなどを吸収しやすくなっていて色が”濃く””はっきり”出やすい
- 冬目
成長がゆ~っくりになる冬に成長した、範囲が狭く、密度が高くなっている部分
ゆっくりの成長で密度が高く、堅いため、ステインの浸透があまり無いので色が付きにくい
この夏目冬目1個ずつ1セットで一年の成長分となります
その年々によって形が違うので、きっとその年の気象条件や、その木の元気度などの変化で、面白い形の木目になるんでしょうね!
私が使う木材はほぼ全て無垢材の一本木を使用しているので、一つの作品で木目が繋がっています
木目の変化や綺麗さも楽しんで頂けたら嬉しいなと思います
こちら、厚さ1.3センチ程度で、一応自立はできるのですが、自立で飾って頂くには大きさに対しての厚さが少し足りないため、吊り金具・吊り紐を取り付けてのご使用をおススメしております
金具取付の際は、冬目の箇所だと木ねじが入っていかなかったり、曲がって入っていったりするので、夏目の箇所にするか、下穴をしっかり開けてからねじ込む方がうまくいくと思います
これに限らず、すべての木材に言える事なので、夏目・冬目の特徴を覚えておくと木工作品作りの失敗の軽減につながるかもしれませんね♪